3~8歳の体内成長をサポート
3歳~8歳の時期はカラダの基礎ができると言われておりとても大切です。
水の中は自由に呼吸が出来ないため、自分の意志で呼吸する必要があります。
そのため心肺機能の成長を促進します。また、不安定な状態でバランスをとることで感覚機能を、適度な抵抗を受けながら運動することで全身の筋肉をバランスよく使います。
神経系の発達は5歳で80%完成
歩く、走る、投げる、蹴る、泳ぐ、踊るなどの神経系は、5歳までに大人の80%が完成してしまいます。
つまり、この年齢に達するまでに神経系の発達を助けてくれるような、たくさんの刺激を与えることがとても大切なのです。スイミングでしか得ること のできない運動効果は将来の宝物になります。
風邪をひきにくいカラダを作る!
年間をとおして水温を31℃前後に保たれているプールですが、体温との差があるため「冷たい」と感じます。
すると人間が本来持つ温度調整機能が働き、寒さに強い皮膚になります。
そのため冬でも風邪を引きにくい丈夫な身体を作ると言われています。
呼吸循環機能が向上!
気管支や呼吸系が弱い子供が運動する場合、暖かく湿度の高い場所が適していると言われています。
まさにプールはそんな場所! 水中では水圧を受け、陸上に比べて深い呼吸を行います。そのため、心肺機能向上に効果的です。
驚きの運動量!
水泳は陸上での運動と比較して4~10倍のカロリーを消費します。
体重20kgの子供が60分運動したときの消費カロリーは歩行60kcal、ジョギング160kcalに対して水泳は950kcal程度消費します。
※20kgの子供が60分の運動した時の消費カロリー
感性・バランス感覚が身につく
水中では浮力が働くため、カラダがいろんな方向に動いてしまいます。
陸上では体感できない三次元の世界で、子供たちの感性やバランス感覚に大きな影響を与えます。
水泳は成長期に適した安全な運動
水泳は運動量が多い割には陸上の運動に比べてケガ・故障が少ないといわれます。
水中では浮力が働き体重が1/10に軽減されます。つまり体重を支える足や腰の筋肉、骨、関節に余分な負担をかけることなく全身運動ができ、スポーツの中でも関節や筋肉、骨に負担を与えることが非常に少ないのは水泳だけなのです。